2025年1月12日より大相撲一月場所(東京場所)が開催されます。会場はいつも通り「両国国技館」。12月23日には【番付】も発表されました。「幕内」力士の番付についてまとめましたので、ご覧ください!
2025年一月場所「番付」
横綱は在位21場所目となる照ノ富士(伊勢ヶ濱部屋)。今場所も一人横綱として東についた。
大関には九州場所と同様に、東が琴桜(佐渡ヶ嶽部屋)、西が豊昇龍(立浪部屋)と大の里(二所ノ関部屋)。九州場所では琴桜と豊昇龍の千秋楽相星決戦となり、14勝1敗で琴桜が初優勝。前場所に大関で13勝以上した大関が2人いるのは史上8回目(2004年夏場所の千代大海・魁皇以来)。
横綱審議委員会(横審)には「大関で2場所連続優勝か、それに準ずる成績」を横綱昇進の条件を横綱昇進の条件とする内規がある。琴桜はもちろん、豊昇龍にとっても綱とりの場所となる。大関2場所目の大の里は、自身3度目の優勝を狙う。
また、九州場所で小結として10勝した若元春(荒汐)が4場所ぶりに関脇に復帰。東前頭2枚目で同じく10勝した若隆景が再小結となり、2023年夏場所以来10場所ぶりに三役に返り咲いた。また、阿炎(錣山)も再小結で2場所ぶりの三役復帰となった。
番付表【幕内】
【東】 | 番付 | 【西】 |
照ノ富士(伊勢ヶ濱/モンゴル) | 横綱 | |
琴櫻(佐渡ヶ嶽/千葉県) | 大関 | 豊昇龍(立浪/モンゴル) |
大関 | 大の里(二所ノ関/石川県) | |
若元春(荒汐/福島県)再関脇 | 関脇 | 大栄翔(追手風/埼玉県) |
阿炎(錣山/埼玉県)再小結 | 小結 | 若隆景(荒汐/福島県)再小結 |
隆の勝(常盤山/千葉県) | 前頭筆頭 | 霧島(陸奥/モンゴル) |
翔猿(追手風/東京都) | 前頭二枚目 | 熱海富士(伊勢ヶ濱/静岡県) |
豪ノ山(武隈/大阪府) | 前頭三枚目 | 王鵬(大嶽/東京都) |
正代(時津風/熊本県) | 前頭四枚目 | 宇良(木瀬/大阪府) |
平戸海(境川/長崎県) | 前頭五枚目 | 千代翔馬(九重/モンゴル) |
高安(田子ノ浦/茨城県) | 前頭六枚目 | 一山本(放駒/北海道) |
遠藤(追手風/石川県) | 前頭七枚目 | 御嶽海(出羽海/長野県) |
狼雅(二子山/ロシア) | 前頭八枚目 | 宝富士(伊勢ヶ濱/青森県) |
美ノ海(木瀬/沖縄県) | 前頭九枚目 | 欧勝馬(鳴戸/モンゴル) |
玉鷲(片男波/モンゴル) | 前頭十枚目 | 明生(立浪/鹿児島県) |
翠富士(伊勢ヶ濱/静岡県) | 前頭十一枚目 | 尊富士(伊勢ヶ濱/青森県) |
錦木(伊勢ノ海/岩手県) | 前頭十二枚目 | 阿武剋(阿武松/モンゴル) |
湘南乃海(高田川/神奈川県) | 前頭十三枚目 | 琴勝峰(佐渡ヶ嶽/千葉県) |
北勝富士(八角/埼玉県) | 前頭十四枚目 | 金峰山(木瀬/カザフスタン)再入幕 |
伯桜鵬(伊勢ヶ濱/鳥取県)再入幕 | 前頭十五枚目 | 北の若(八角/山形県)再入幕 |
玉正鳳(片男波/モンゴル)新入幕 | 前頭十六枚目 | 輝(高田川/石川県)再入幕 |
錦富士(伊勢ヶ濱/青森県) | 前頭十七枚目 | 時疾風(時津風/宮城県) |
日程:2025年1月12日(日)~【千秋楽】1月26日(日)
会場:両国国技館
所在地:東京都墨田区横網1丁目3番28号
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番付トピックス
■ 再関脇 若元春
令和6年5月場所以来の関脇。三役は2場所連続。
■ 関脇 大栄翔
2場所連続の関脇。三役は4場所連続。
■ 再小結 阿炎
令和6年3月場所以来の小結。三役は2場所ぶり。
■ 再小結 若隆景
令和5年5月場所以来の小結。
■ 新入幕 玉正鳳
・片男波部屋からは平成20年9月場所の玉鷲以来。現師匠が継承してからは初めて。
・モンゴルからは令和6年9月場所の阿武剋以来31人目。
・31歳9ヶ月17日での新入幕は、戦後8位の高齢昇進。
・所要79場所は、外国出身としては1位のスロー昇進。
■ 再入幕 金峰山
令和6年9月場所以来の幕内。
■ 再入幕 伯桜鵬
令和5年9月場所以来の幕内。
■ 再入幕 北の若
令和6年9月場所以来の幕内。
■ 再入幕 輝
令和6年9月場所以来の幕内。
●伊勢ヶ濱部屋の幕内力士
伊勢ヶ濱部屋の幕内力士が7人。同一部屋の幕内力士7人は、平成15年9月場所の武蔵川部屋(武蔵丸・武双山・雅山・武雄山・出島・垣添・和歌乃山)以来。
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